【おやまに行こうNo.219】 | |||||||||||||||||||||
【16-14】 | 7月8日(金)晴 | ||||||||||||||||||||
らうすだけ | |||||||||||||||||||||
羅臼岳(北海道・知床連山) | |||||||||||||||||||||
標 高:1660m | |||||||||||||||||||||
登山口:岩尾別温泉PS(北海道 斜里郡 斜里町) | |||||||||||||||||||||
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DATA | |||||||||||||||||||||
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行程 | ||||||
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北海道遠征行程図 |
ルートMAP |
この地図は国土地理院長の承諾を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像) 及び数値地図50mメッシュ(標高)を複製したものである。(承認番号 平25情複、第693号) |
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** prologue ** | ||||||
さあ、今年の夏も恒例の北海道遠征です。出発前の計画では初日はニペソツ山でしたが、私達が滞在中に道東方面の天気予報では8日が唯一の快晴予報。 羅臼岳は過去2011年(奥さん体調不良)・2012年(台風直撃)と2度とも当日ドタキャンだったのです。3度目の今回はどうしても良い天気で登りたいと思い、 行程としてはかなりキツいですが羅臼岳に決定!! で、今年もホンダオートレンタカーでフィットさんを借り、恵庭市で買い出し・夕食・温泉を済ませ、道の駅摩周温泉に着いたのは翌日の1:30。 とりあえず2時間弱の仮眠をし、岩尾別温泉に着いたのが5:30。途中、夜明け前の斜里岳が綺麗だったなあ。ホントに格好いいお山です。 「ホテル地の涯」の駐車場は宿泊者専用なので、皆さん手前の道路脇に停めているのですが、すでに15台ほど停まってます、さすが百名山だよね〜。 フィットさんを狭いスペースにねじ込み、準備をします。熊鈴とホイッスル&携帯トイレも準備OK!。さてさて3度目の正直は成るんでしょうか。 |
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今年もやっぱりバニラエア♪ | 今年も最初の温泉は恵庭温泉ラ・フォーレ | |||||
なんだか年々値段が高くなってる気がしますが・・・ | 夕食もここで済ませ、一路摩周温泉を目指します | |||||
摩周温泉からウトロに向かう途中、斜里岳が綺麗だった | 5:30 岩尾別温泉「ホテル地の涯」に到着 | |||||
ホテルに一番近い道路脇に停められました マウスON! | ||||||
5:55 5分で木下小屋に到着。手前の建物がトイレです | 登山届はちゃんと書きましょう | |||||
熊スプレーのレンタルはまあいいか・・・ | ||||||
さあ、いくぜ!! 寝不足だけど・・・ | クルマユリ | |||||
。 | ||||||
6:35 小屋から35分でオホーツク展望台 | チラッとオホーツク海 | |||||
頂上まであと5.9kmだってさ | ||||||
ゴゼンタチバナ | チシマフウロ | |||||
わからん | エゾノキリンソウ | |||||
気持ちい〜♪ | 山頂見えた!遠いわ〜 | |||||
傾斜も緩くなり、快適な道になりました | 7:09 650m岩峰通過。頂上まで5.0km | |||||
また、わからん | ミヤマハンショウヅル | |||||
7:30 弥三吉水で休憩。頂上まで4.3km | さらに羅臼岳が大きくなってきた! | |||||
地図には煮沸が必要となってますが、旨かった マウスON! | ||||||
8:13 仙人坂。頂上まであと3.0km | 8:30 銀冷水。ここは沢が流れているだけ | |||||
ここが頑張りどころ!! | やっぱし煮沸が必要です、飲まなかったけど | |||||
銀冷水脇にはトイレブースが有ります。マウスON! | ナナカマド かな | |||||
8:58 大沢入口。頂上まで2.0km | 今日は結構暑いので、アイゼンなしでも問題なく歩けます | |||||
ここから雪渓歩きが始まります | 暑いので雪渓を渡る風が気持ちいい! | |||||
雪渓歩きは距離も高度もダ〜ッと稼げて良いですね | 登り切るとミニお花畑♪ | |||||
単独女性を案内しているガイドさんが花の説明中でした | ||||||
女性の単独だと怖いよね。ここから山頂までほぼ一緒でした | ||||||
ガイドさん曰く、エゾコザクラ | キバナシャクナゲ | |||||
9:38 羅臼平にとうちゃく〜! | 山頂バックにパチリ♪ | |||||
ここまで、3:48 熊にも会わず順調に来ましたよ♪ | 気持ちの良い所ですがテント張る人の気が知れない(笑) | |||||
5年越しのこの景色、感慨深いです・・・ | ||||||
メアカンキンバイ | ちょっと離れた所にフードボックス | |||||
さあラスト! ここからが見た目以上に厳しいんですよ | 振り返ると硫黄山への縦走路 | |||||
まあ行きたい気持ちもなくはないけど | ||||||
間違いなくアレが居るしなあ・・・ | ||||||
羅臼側への分岐を過ぎ、最後に傾斜が急な雪渓が・・・ | 雪渓を登り切ると、イワイワの急登が始まります | |||||
今日はここもアイゼンなしで大丈夫でした | ||||||
凄い景色だけどバテてます(笑) | 着いた〜、風強いけど気持ちいい〜♪ | |||||
10:53 やった〜! 久々の達成感!! ちなみに我が隊 通算50座目の百名山ですョ♪ | ||||||
で、ヤレヤレと岩場に腰を下ろしたらぁ〜↓ | ||||||
出ましたヒグマちゃん♪ その距離100〜150m位。 しかも元気一杯の小熊もいるし・・・。 | ||||||
まさか山頂には登ってこないだろうし、楽しんで撮影しましたよ、クマに会ってクマった!じゃなく良かった(笑) | ||||||
クマも去ったし、改めて眺望を楽しみます。こちらはウトロの市街地と、遠くに網走方面 | ||||||
冬は一面流氷で埋まるんですよね、また流氷ツアーに挑戦したいなあ。前回は全く見ることが出来なかったし・・・ | ||||||
硫黄山・知床岬方面。縦走路が見えます。「しれ〜とこぉ〜の岬にぃ〜♪」ですね♪ | ||||||
知床横断道路と羅臼湖。摩周岳・斜里岳・遠く阿寒岳も見えてました | ||||||
羅臼方面。国後島もしっかり見えてたんですけど、判るかな。「は〜るか、く〜なし〜りに〜♪」ですよ♪ | ||||||
11:20 下ります。あ〜楽しかった♪ | まださっきのクマが気になってますけど(笑) | |||||
エゾツガザクラ | ミネズオウ | |||||
帰りも岩清水に寄って水分補給 | イワウメ | |||||
とてもペットボトル1本分は貯められないけど、旨いっす! | ||||||
この贅沢な景色を眺めながら歩ける幸せったら・・・ | ||||||
チングルマ | メアカンフスマ | |||||
エゾコザクラ | 下りもアイゼンなしで問題なし!(あくまでもこの日は!です) | |||||
雪渓を下ってる途中、知床五胡が見えた!羅臼岳をあきらめた日に行ったよね〜♪ | ||||||
マルバシモツケ | ハクサンチドリ | |||||
15:10 無事、木下小屋に到着。ホッとしたよ(笑) | 15:18 今度こそ無事到着!お疲れ〜♪ | |||||
朝はこの周辺にも出たらしいから安心は出来ないけど・・・ | ||||||
PSを出てすぐ! また出た〜〜 | 道の駅 うとろシリエトク | |||||
ガイドさんが「また見るよ」って言ってたけど、ホントだわ | この道の駅も車中泊の車で一杯、自分達もそうなんだけどね(笑) | |||||
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** epilogue ** | ||||||
いや〜、ついに念願成就(笑)、快晴の中素晴らしい景色も眺められ、久々の達成感が味わえました。良い山でした羅臼岳。山頂からはヒグマの親子も見る事が 出来たし大満足でした。小熊は元気一杯走り回ってかわいいのなんのって(笑)。「もし登ってきたら・・・」とか「羅臼平方面に向かってしまったら・・・」 とか考えつつも、その時山頂にいた7名で撮影大会(笑)たまたま羅臼のガイドさんがいて、「山頂から熊を眺められるなんて珍しいよ」って言ってました。 確かにこちらは山頂でほぼ危険は無いし、動物園感覚でした(笑)ただ羅臼方面に下る単独お兄さんはかなりビビッてましたよ。 それでも「ニュースにならなければ無事だったって事で(笑)」と元気に下っていきました。う〜ん、私には絶対真似出来ないわ。 ところで知床は3度目ですが、以前は至る所でエゾシカやキタキツネを見たんだけど、今年は全くと言っていいほど見なかったなあ、どうしたんだろう。 このあと、ホテル地の涯は混んでると思い、ウトロの「ホテル知床」で日帰り入浴。貸しきり状態で入れて良かった〜♪その後、道の駅うとろ・シリエトクの近くの コインランドリーで洗濯と夕食後、明日の作戦会議。とりあえず明日の道央方面の天気は何とかなりそうなので、ニペソツ山か大雪赤岳・白雲岳なのですが、すでに 今日1日でヘロヘロ状態の私にはニペに登る気力も体力も根性もありません(笑)下山をご一緒した茨城の単独男性も「ニペはキツかった」と言ってたし。 で、あっさりと大雪赤岳〜黒岳の縦走計画を縮小し、銀泉台から赤岳〜白雲岳の往復に決定。実は途中の緑岳もカットしました(笑)そんなわけで、今夜は北見市に 「道の駅おんねゆ温泉」に向かいます。摩周・ウトロもそうでしたが、こちらの道の駅も車中泊の車で一杯でした。なんだかキャンピングカーも一段と増えたような 気がします。登山で北海道を訪れている人達とはちょっと違って、夢だった北海道の旅を満喫している人達なんでしょうね。時間とお金があって羨ましいわい(笑)。 そんなこんなで車中泊生活2日目、前夜の寝不足&長距離移動、さらにキツかった羅臼の山歩きで車中泊が苦手なわたくしも死んだように熟睡できました(笑) |
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