【おやまに行こう No.142】
【12-12】
朝日岳

標 高: 1870m

登山口: 古寺鉱泉(山形県大江町)

ハクサンオミナエシ

***はじめに***


鳥原山方面です。明日の帰りに行けるでしょうか。
*結局、行かなかった。わたくし、そんな余裕なし、でした。

7月28日(土)
コース 古寺鉱泉〜大朝日岳(往復)*下山時小朝日岳を巻く
時間 7/28 :7時間07分(山歩き6時間06分・休憩1時間01分)
7/29 :4時間29分(山歩き4時間01分・休憩28分)
標高差・距離 最大標高差 :1200m
累積標高差 :7/28 +1464m・-254m 7/29 +171m・-1381m
距離 :登り 8.40km・下り 8.36km
*カシミール3D概算値
 駐車場 古寺鉱泉駐車場(無料)30台
トイレ 駐車場(無料)・避難小屋(有料)
ICからの距離 山形道 月山ICから約20km (約30分)
寄った温泉 奧おおえ 柳川温泉 300円
行 程
ヒメサユリちゃんがまだ残っていてくれましたよ
7月29日(日)
さあ、次のターゲットは正面の小朝日岳だよ。
しかし、雲が多いなあ。今日の予報は晴だったのになあ・・・
ヒメサユリの朝日岳を計画したものの、週末の天気が思わしくなく、なかなか出撃出来ずにいましたが、ついに天気予報のGOサインが出ましたよ。

と言う事で、ついに待望の朝日岳に行く事が出来ました。が、しかし・・・、天気は思わしくなく・・・ブツブツ、


前回の東北遠征より約1時間早く仮眠先の山形道 寒河江SAに着いたのは午前3時。で、ちょっと仮眠。

古寺鉱泉に移動したら、なんと駐車場は満杯で停める所がありません。どうにかこうにか停めるスペースを見つけてひと安心。恐るべし深田百名山!

今回は避難小屋泊まりですが(1泊1500円),トレーニングも兼ねテントを背負ってのスタートです。ちなみにザックの重さは16kgですよ。

背負った瞬間に、「うっ!大丈夫かいな?」と思いましたが、もう後には引けません。

そんなこんなで、初テン泊装備での山歩き開始で〜す。
自宅 21:20〜寒河江SA 3:00-6:00〜古寺鉱泉駐車場 7:00
リンドウ
チングルマ
ミヤマキンポウゲ
シナノキンバイ
7/28
終わってしまったヒメサユリロードを行く。
満開の時はスゴイだろうな〜。
小屋もガスの中ですよ。ハート型の雪渓が可愛いですね。
駐車場−(3:17)−古寺山−(0:50)−小朝日岳−(1:59)−避難小屋
イワイチョウ
ニッコウキスゲ
タカネマツムシソウ
下界は晴れてるみたいだよ。
ゆ〜くり下ります。というか背中が重いんで、速く歩けません。
正面が大朝日岳です。朝からずっとご機嫌斜めらしいですよ。
11:20 古寺山に到着して小朝日岳をバックにパチリ!
地元のおじさんの話によると、ここでようやく半分だそうです。
う〜ん、半分か〜。みんな「きつい きつい」と言いながら登ってきますよ。
でもこのコースって朝日岳で一番楽なんだよね。
7/29
クルマユリ
マルバシモツケ
で、登りきりました。ミストシャワーが気持ちいいわい!(負け惜しみ・・・)
10:27 2番目の水場、三沢清水に到着。
もちろんここでもがぶ飲みです。
避難小屋−(0:13)−大朝日岳−(0:13)−避難小屋
下りきって小朝日岳をパチリ。
12:20 小朝日岳に到着。
暑さでバテバテになり、食欲がありません。
お昼はバナナで済ませました。
山バッジは古寺鉱泉でゲットしました。
このブナの道も良かったです。
途中で会った大江山岳会の方によると、この森もだいぶブナの病気が
広がってるみたいです。虫が幹に入り込み、葉を枯らしてしまうらしいですよ。
この道がピンク色に染まるときにまた来てみたいです。
紅葉の時期もスゴイらしいですよ。
そして、最後のひとがんばり。大朝日岳に向かいます。
といってもまだ2時間かかりますよ。

すでに疲労困憊です。大丈夫ですか〜。

初のテン泊装備の山歩きは、まぁ〜〜きつかったです。(いつも言ってます) 疲れすぎて景色も花もあまり楽しめませんでした、反省ですね。

ただ、アルプスに行くとこの位の距離、標高差は普通な訳で、さらに縦走になると毎日続くんだよ。う〜ん、どうしよ・・・。


それにしても今回の天気は残念でした。この山の魅力である稜線からの景色が見られなかったのは悔いが残ります。伝えられないのも残念だ・・・。

ということで、絶対リベンジしますよ。しますとも! 紅葉も素晴らしいようだし、朝日鉱泉からも歩いてみたいしね。待ってろよ〜、朝日岳。


さて、次回はアルプスの予定です。小屋泊まりかテン泊かは、神のみぞ知るです。(すでに心は決まってたりして・・・)

避難小屋−(1:46)−古寺山−(2:15)−駐車場
さあ、小朝日岳への急登に入ります。
北側に巻道があるんですが、元気なウチに登っちゃいましょう・・・って、
元気じゃないんだけどね(T_T)
ちなみに巻道は行きに使うとずっと下り、帰りに使うとずっと登りになります。
10:48 無事到着です。下界は暑いわ〜。
それにしても相変わらずの車の数ですね。
さあ、温泉♪温泉♪
アザミ

朝7時でこの状態。ここで仮眠した方が良かったかなあ。
ちなみに駐車場は30台位しか停められませんよ。

7:33 背中が重いので、今日はゆっくり行きましょうかね。
古寺鉱泉駐車場 11:00〜柳川温泉〜寒河江SA(昼食)〜自宅 18:30
ミヤマクルマバナ

←松もブナも巨大です。奥さんが小さく見えますね、見えないか?。

ミヤマシャジン
長〜い樹林帯もようやく終わりました。
景色が見えないひたすらの登りは こたえますね〜。
ほんとに最後のひとがんばりです。
登りきると小屋まではなだらかな稜線歩きらしいです。
秋田から来た女性2人組が言ってました。
テレビの旅番組でよくあるパターンですが、晴れたらこんな景色です。
(この写真は当日の景色じゃないですよ)
Y字雪渓もよく見えます。
水場から10分程でハナヌキ分岐を通過。

5分ほどで古寺鉱泉朝暘館です。元気なのもここまで・・・。

バッタにバッタリ遭遇
銀玉水で休憩。teelさん、気持ちわかります♪
6:19 一応、記念写真をパチリ。
さあ、下りましょうかね。もう楽しみは温泉だけだよ。
5:30 今日は昨日よりガスが濃いです(T_T)
一応、ピークハントしときましょうかね・・・。


7月28日(土)晴/ガス
7月29日(日)ガス/晴

ルート図

10分位ジグザグの道を登っていくと、尾根に出ます。
この森は風格ある古木が多いですよ。

山頂です。宮崎から来た御夫婦さんに撮ってもらいました。
リベンジを誓って、ダブルピースです♪♪
お二人は中ツル尾根を下って、朝日鉱泉に向かいました。
明日は鳥海山だそうです。元気でね〜♪
しばらく寝床でまったりし、夕食を作ります。
ちょっと贅沢にプレミアムモルツとカレーです。
このあと、宮崎から車で来た御夫婦や、熊本から飛行機で来た五人組と
楽しく過ごしました。みんな凄いなあ♪で、8時には寝ちゃいましたとさ。
14:40 たどり着いた〜〜♪
早速、受付をし1人1500円のお支払いです。
こんな天気だし、今日は山頂に行きませんよ。
13:50 最後の水場、銀玉水に到着。
この山は水場が多いので助かります。
そしてこの水が旨いのなんのって。もちろんがぶ飲み。
稜線に出たらだいぶ涼しくなってきたので、元気になってきましたよ〜。
花も多いしね♪
かろうじて残っていたヒメサユリに励まされます。

9:22 最初の水場、一服清水に到着。冷たくて旨いっす!

いい感じの尾根道ですよ。

あさひだけ

「この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである」


***後  記***

駐車場の場所