日光白根山登山

今回はお盆休みの最初の土曜日に当たる１１日に、渋滞覚悟で日光白根山に登ってきました。
日光白根山はロープウェイを使えるので楽が出来るかなと思っていたのですが、予想以上にきつかったです。

駐車場に着いたのは７時１０分。例によってETCの深夜早朝割引・通勤割引をフルに使い、関越道を沼田ICまで半額で通過してきました。車の数はいつもよりは多かったものの、まだ渋滞するほどの数では無かったです。駐車場も先客が２０台ほどだったと思います。ロープウェイの営業開始時間は７時３０分からなので準備をしてジャストでした。

ロープウェイは往復１８００円。ちょっと高いです。インターネットで割引券を取出して持って行ったので、多少ですが安くなりました。ロープウェイからは皇海山をはじめ、去年登った武尊山、至仏山や燧ヶ岳などがよく見えました。山頂駅からはこれから登る白根山がドンと構えて見えます。駅の横にある神社で安全祈願をしスタートです。

山頂駅から七色平までは自然散策路になっていて、針葉樹の森のとてもゆるやかな登りになるので、観光客もここまでは来るようです。ここから森林限界地点に出るまではジグザグの急登りになります。十勝岳に行ってから１ヶ月以上経っていたので、かなりこたえました。

さらにここからは火山特有のザラザラした岩礫の急斜面になります。「そういえば最近こんな感じの山が多いなあ」と思いながら、ようやく火口跡にたどり着き、まわりを見渡すと目前に山頂が見えます。いったん窪地に降りてひと登りすれば山頂です。

本来ならば３６０度の絶景なのでしょうが、この日は晴れているもののまわりは雲が多く、かろうじて近くの中禅寺湖と男体山が見える程度で、尾瀬方面はまったく見えない状況です。山頂は狭く、とても休める場所はないので、ちょっとはずれた場所で眼下に五色沼を眺めながらお昼にします。

まだ時間も早いので、五色沼まわりで下山する事にします。避難小屋までの道は急斜面ですが結構花のきれいな道のりです。避難小屋から１２分ほど下ると、五色沼に出ます。ここからはさっきまでいた白根山の山頂がよく見えます。沼のほとりで１０分ほど休憩し、弥陀が池に向かいます。

五色沼から弥陀が池までは結構な急登りです。３０分ほどの行程でしたが、この日一番きつかったような気がします。弥陀が池は小さな池ですが日陰が結構あるのでたくさんの人が休んでいました。ここからは菅沼の登山口に降りられます。こちらが昔からある登山コースのようで、あるガイドブックには一番人気のコースと書いてありました。もし、また来る機会があれば、こちらのコースで登りたいと思います。（ロープウェイ代もかからないし。）ここで１３分程休憩し、ロープウェイ山頂駅に向かいます。

樹林帯の急斜面を下り、自然散策路の分岐点に出ると10分程で七色平の分岐点に着きます。ここからは２５分くらいで山頂駅に着きます。山頂駅には「天空の足湯」という無料の足湯があり、たくさんの人が山歩きで疲れた足を休ませています。私たちもここでしばらく足湯につかってから降りる事にしました。

山麓のスキー場のセンターハウスでサマースキーをやっている人達を見ながらそばを食べ、温泉に向かいます。本日の温泉は日光湯元の休暇村にしました。ちょっと露天風呂は小さかったですが白濁のいいお湯です。けっこう硫黄の匂いがつよく、ひさびさに温泉らしい温泉に入ったなと感じました。

帰り道は日光経由で東北道から帰りました。首都高で多少の渋滞はありましたが、ほとんど問題なく帰れました。
今回は前回の山歩きから１ヶ月以上経ってしまったので、ちょっと軽めの山にしようと思い決めたのですが、予想以上にきつかったです。まあそんなに楽な山歩きはないと言う事ですね。

それでは写真です。

日付／天気	８月１１日（土）晴
コース	ﾛｰﾌﾟｳｪｲ山頂駅～山頂～五色沼～山頂駅
時間	全行程５：１７　（歩行時間 4：１０　休憩時間１：０７）
標高差	５７８m（累積標高差　約７８０ｍ）
駐車場	丸沼高原スキー場の駐車場(無料)
トイレ	駐車場前のｾﾝﾀｰﾊｳｽ内・ﾛｰﾌﾟｳｪｲ山頂に有り
コンビニ	沼田ICから120号線にSEが３件有り
ICからの距離	沼田ICから42km（約１時間）
寄った温泉	休暇村日光湯元（800円）約18km

自宅（3：00）－駐車場(7:10-7:32)	4:10
ﾛｰﾌﾟｳｪｲ山頂駅（７：44-7:48）２000m	0:12
七色平分岐（8：14）～途中休憩2回14分	0:26
日光白根山山頂(9：50-10:20）2578m	1:22
五色沼(11：12 休憩１0分)	0:52
弥陀が池(11：52 休憩13分)	0:30
ﾛｰﾌﾟｳｪｲ山頂駅(13：05)	1:00
温泉～自宅(１9：00)	－